はっきりした離婚原因はなく、またマンションについて実家が頭金を出していた事例
事案の概要
結婚して7年、お子様もいる女性のお客様から、夫と離婚したいというご相談を受けました。
はっきりとした離婚原因はなく、お客様が離婚したい理由は、いわゆる性格の不一致でした。
お客様は、お子様の養育費のことや、実家が頭金を出してくれたマンションの処分をどうするかお悩みでした。
結論
まずは夫に対して、離婚協議を申し入れました。
はっきりした離婚原因がなかったため、夫は当初は離婚には反対していましたが、こちらの離婚意思が固いことを繰り返し伝え、粘り強く交渉したところ、最終的には夫は離婚を受け入れました。
養育費については、夫婦の収入に応じて、ある程度、計算方法が決まっています。この計算方法に基づき、適正な金額で養育費について合意することができました。
マンションについては、双方売却することで合意でき、実家が負担した頭金部分は、財産分与の対象ではないため(特有財産)、売却益から優先的に分配を受けることができました。
夫は、お子様との面会交流を強く希望しており、調整が難航しましたが、宿泊付きの面会交流に応じることで、無事、離婚条件について合意することができました。
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